フライド・プライド Tour 2005“two,too”
Fried Pride

■TOUR SCHEDULE

2005年7月 1日(金) 大阪ブルーノート
2005年7月 2日(土) 大阪ブルーノート
2005年7月 4日(月) 福岡ブルーノート
2005年7月 5日(火) 福岡ブルーノート
2005年7月 7日(木) 沖縄北谷町「Double Decker美浜店」
2005年7月11日(月) 盛岡 ayano's bar
2005年7月14日(木) 山形テルサ アプローズ 
2005年7月27日(水) 東京六本木スイートベイジル
■MEMBER

SHIHO (Vocals)
横田明紀男 Akio Yokota (Guitar)


■フライド・プライド PROFILE

●ヴォーカルSHIHOと、ギター横田明紀男によるジャズ・ユニット。99年あたりから、歌とギターのデュエットにパーカッションを配し、ライヴ・ハウスで本格的な活動をはじめる。ジャズの名門、コンコードレーベルに初の日本人アーティストとして契約、01年9月『フライド・プライド』でデビュー。同年11月に福岡ブルーノートに初登場。
●02年7月、シーラ. Eをフィーチャリングした待望の2ndアルバム『Street Walking Woman』リリース、同年8月にも福岡ブルーノートへ出演し好評を得る。03年には3rdアルバム『HEAT WAVE』をリリース、ディープパープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」やS・ワンダーの「マイ・シェリー・アムール」など幅広い選曲を見事に独自のスタイルで表現、収録曲の「アルフィー」はTBS系『ブロードキャスター』のエンディングテーマとしてOAされた。
●同年12月にはキング・ブリットやDJ Yellowらによるリミックスアルバム『RE NOTES〜FRIED PRIDE REMIXES〜』をリリース。
●04年、4枚目となる オリジナルアルバム『That’s My Way』をリリース。
●最新作は今年5月21日に発売されたスタンダード集、『two,too』。福岡ブルーノートへは昨年8月より約1年ぶりの登場。

SHIHO
●東京・荻窪生まれ。本名金沢志保。
●父親がカントリー音楽のファンで、また劇団の役者だった母親の影響でジャンルに問わず、音楽好きな少女として育つ。幼少の頃から、クラシック・ピアノを学び、洋楽は、ガンズ・アンド・ローゼス、モトリー・クルーなどをよく聴いた。
●高校2年生の頃。友人の薦めで元ブルー・コメッツの小田啓義の元でジャズ・ピアノと簡単な発声を始める。まだプロとしてやっていく気持ちはなかったが、初めて聴いたジャズ・ヴォーカル作品中の「ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン」の感動の火が消えることはなかった。
●短大を卒業する頃、吉祥寺の“ビー・ポイント” 本格的に歌い始めたのち、横田と運命の出会いを果たす。
●98年、SHIHOの才能に惚れ込んだ横田とともにデュオとしての道を歩み始める。

横田明紀男
●1959年6月9日、東京・蒲田生まれ。
●中学生の頃ジャズ・ギターに目覚め、高校生で日本のフレディ・グリーンの異名を取る潮先郁夫に師事。同時に、ジョー・パス、ハーブ・エリス、バーニー・ケッセルをコピーして超絶テクニックを身に付ける。
●高校卒業と同時にプロ入り。初録音は81年の『デイ・バイ・デイ/西直樹』、86年初リーダー作『マイ・ロマンス』(ロブスター)を録音。
●ずば抜けたテクニックを持つ横田は、スタジオ・ミュージシャンとして幅広く活動。最近では、ブロード・ウェイ・ミュージカル「フォッシー」のオーケストラにも参加。
●SHIHOとの出会いで彼にプロデューサーとしての転機が訪れ、後にFried Pride として共に活動。


■Setlist(2005.7.5Tue. at Fukuoka Blue Note)


Part-Time Lover
Feel Like Makin Love
We'll Be Together
We've Only Just Begun
That's My Way
Guiter Solo〜Lately
So Far Away
Rio De Janeiro Blue
I Want To Be Loved By You
Close To You
Dig It!
Every Road Leads To You(1コーラスのみ)
Baby I Love Your Way(ENCORE)


■LIVE REPORT(2005.7.5Tue. at Fukuoka Blue Note)

英語でアナウンスが流れメンバー紹介とともにロングヘアーの横田さんとショートヘアーのSHIHOさんが登場!!そしてライブはスタート。すごくシンプルなセットで、通常の曲の演奏はなんと横田さんのギター1本!!ステージ右にはSHIHOさん弾き語り用のグランドピアノ。割れるような拍手がなり響く中、「ただいまぁ〜帰ってきました!!フライド・プライドです〜〜〜」というSHIHO。1曲目はスティービー・ワンダーのカバーソングである"Part-Time Lover"。ものすごくノリノリにソウルフル力強く歌い上げるSHIHOさん、半端じゃない歌唱力に鳥肌が立ちました(@_@)その次に始まったのは、雰囲気が一転して心地よいメローな曲"Feel Like Makin Love"涼しげに気持ち良さそうに歌うボーカルとギターの演奏がすごく心地よくておもわずうとうとしちゃうくらいでした。割れるような拍手。

ここでSHIHOさんのMC。「改めましてフライド・プライドです!!今日は昼間はすごく雨が降っていて、外に出ていたんだけれども、こんな雨の中でお客さん来てくれないだろうなと思っていたら、夕方くらいに少し雨が上がって、こんなにこんなにお客さんが来てくださるとは思ってなかったので本当にめちゃめちゃ感激しています。ありがとうございます!!」(拍手)「ちなみにフライド・プライドのライブを生で見るのが初めてだびょ〜んという方はどれくらいいらっしゃいますか?」とSHIHOさんが聞くと半数以上の方が手を上げてました。その次に「では、すぐ終るメンバー紹介をさせていただきます」と言って皆を大笑いさせていました。「2人しか居ないけど私たちの中ではリーダーと呼ぶことにしています。紹介したら皆さん、『リ〜ダ〜!!』と呼んであげてクダサイ。素晴らしいギタリストで横田明紀男さんです〜〜」次に横田さんのコメントが続きます。通信教育にハマった話でアマチュア無線を初めクラッシックギター、そして強くなりたいとの願望から空手の通信教育も!!(一同爆笑)そして今度は横田さんから「大きいものが大好き、鎌倉の大仏、奈良の大仏、インドの寝半蔵、福岡の山笠などなど大好きな(爆)素晴らしいヴォーカリスト、SHIHO!!」とSHIHOさんを紹介。

その後と始まった曲はスティングのカバーソング"We'll Be Together"です。ものすごくかっこいいアレンジ。これかなり大好きです。その次に静かな落ち着いた雰囲気で始まったのはカーペンターズのカバー"We've Only Just Begun"。SHIHOさんがピアノの前に座り弾き語りで心地よく歌っています!!曲が終ると割れんばかりの拍手。「ありがとうございます!!」と話すSHIHOさん。次は前のアルバム収録のオリジナル曲である"That's My Way"。30代の女性の「へこんだり落ち込んだりすることがあっても、この曲「That's My Way(これが私のやり方)」を聴くと頑張るぞと元気が出る。私のテーマソングになってます」というブログを見てすごく嬉しかったというSHIHO。「だから勝手にこれは女性の曲ということにしました。これは女性のお客様のダ・ケ・ニ(爆)歌います。」と話すSHIHOさん。なるほど、ものすごく意思の強さの感じられる曲で元気が出る感じ。ここでThat's My Way〜〜〜と掛け合いで私たちも大合唱。割れんばかりの拍手が鳴り響きます。そして「オトコだって大変なんですよ(爆)」と言う横田さんのギターソロ"Lately"。ゆったりとしつつもリズミカルな曲で染み入る演奏を聞かせてくれました。あたらめて横田さんのギターテクニックに脱帽。ものすごいです。ものすごい拍手。

それから再びSHIHOさんがピアノの前に座りキャロル・キングの"So Far Away"をしんみりと歌い上げる。この曲ものすごく大好きなので、ものすごく大感激な私。暖かい雰囲気から一転してその後始まったのはクールでアップテンポで哀愁漂う"Rio De Janeiro Blue"ものすごく気になる曲!!ここで横田さんがギターをドラムの代わりにカッカッカッとたたき、リズムを取りつつ、ギターを演奏するというものすごい技を見せてくれました。曲が終るとものすごい拍手!!そしてあのマリリン・モンローが歌った"I Want To Be Loved By You"。一輪の薔薇を手に甘く甘くお色気満点に歌い上げるSHIHOさん。手拍子で応える観客。最後に最前列中央に座っていた私の連れがSHIHOさんから薔薇を貰っていました〜〜〜(スゴイ!!)ここで8月4日にニューヨークのブルーノートで演奏することや、9月14日にジャズフェスで福岡メルパルクホールに来ることも報告がありました。

そして続いてまたまたカーペンターズのカバーである"Close To You"。オリジナルはものすごく静かな感じなんですが、少々躍動的にリズミカルにアレンジしてあってまた違って素敵です。ここでまた客席との掛け合いになり、Wo〜〜〜〜Close To You〜〜♪と歌う観客。「ありがとうございます!!皆さん今日のライブ楽しんでいただけました?お名残おしいんですが、次で最後の曲になってしまいました(SHIHO)」に「えーーーーーーーー!!!(観客)」というリアクション。「(リアクションに)ありがとうございます。ま、とりあえず終ってみようかなと思います(爆)(SHIHO)」このやり取りにかなり大爆笑してしまった私。

次はリーダーという掛け声をかけるところが満載な"Dig It!"です。この曲ものすごくアップテンポでかっこいい最高。SHIHOさんのヴォーカルも横田さんのギターもすごく冴え渡っていました。そして最後に観客との掛け合い。"Hey〜〜〜〜""You ganna dig it!!" 演奏が終って気持ちいいくらいに一体となっていました。「ありがとうございました〜」ステージをさる二人。アンコールの拍手が鳴り止まない会場は二人の登場を待ちわびます。そして再び登場。「どうもありがとうございます。もうめちゃめちゃうれしいです!!幸せです!!」とSHIHOさん。「さっきライブを待つファンの方からアンコールでこれをやってくれたらもう人生で最高だみたいなことを手紙いただきました。それがオリジナルの曲だったからものすごく嬉しかったです。その方の為に1コーラスだけ歌います。"Every Road Leads To You"。しんみりした曲で思いを込めて歌うSHIHO。「今日はありがとう来ていただいてありがとう。最後に愛をこめて歌わせていただきます!!」始まったのは"Baby I Love Your Way"最後にまた観客との掛け合いで「ラ〜ラララ〜ラ〜ラ〜♪」と歌い、怒涛の鳴り止まない拍手と共に大盛り上がりでライブは幕を下ろしました。

■コンサートあれこれ

フライドプライドについてキャンディー・ダルファーつながりでの友人からダビングしてもらった斑尾JAZZFESTIVALのビデオでその存在を知りました。その時聞いた曲はディープ・パープルのカバーの"SMOKE ON THE WATER"でしたか、ものすごく衝撃的だったのを覚えています。今回は先に友人にブルノ前に並んでもらい、私は会社が終ってから駆けつけ、見事最前列中央をゲットできました(^^)v3000円くらいのプレートディナーをいただき、私はもちろんビール等々いただきながら開演を待ちました。ライブ終了後の本人たちと直接話しながらのサイン会は無かったのですが、関係者の方にお預けする形でサインを無事いただくことが出来ました。またひとつ私のフェイバリットアーティストが増えました(^^♪

ステージの模様
左側には横田さんのギターが!!
ステージの模様
中央にはShihoさんのマイクやピアノがセット
友人がShihoさんにもらった薔薇
ソラリアステージに飾ってあった山笠飾り
ブルーノート福岡のすぐ近くにあります。なんでも大きいものが大好きなShihoさんも大満足!?
サイン
ジャケットがモノクロなので、白ペンでのサインです!!

■Link

http://fukuoka-bluenote.com/fbn/schedule/2005_07/fried.html
http://www.friedpride.com/
http://www.jvcmusic.co.jp/friedpride/